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【書評】影響力~この本を読んでブランドになれる人はいない~

「就職したはいいけど、この先ずっとこの会社に勤めるままでいいのだろうか」

インターネットの普及により、個人の影響力ジュア視されるようになってきた現代。

そんな中で

「企業して自分のサービス話立ち下げて生きたい!」

「副業で自分のスキルを提供して行きたい!」

と考える人はますます増えています。

そこで、どのようにして企業に雇われることなく、自分の名前を武器にしていくのか?という疑問に答えていくのが本書「影響力」です。

影響力は誰でも持つことができる

「誰でも影響力を持つことができる」

作者は一貫してこのことを読者に伝えようとしています。
そのために、以下の6つの手順を進めていくことを提案しています。

  1. 影響力が重視される理由
  2. 自分の強みの明確化
  3. ターゲットの明確化
  4. お金に対する再定義
  5. 影響力のゴールは誰かのメンター
  6. 本を書こう

①影響力が重視される理由

私はフリーランスの経験があるのでよくわかるのだが、今や個人の力だけでも十分な給料を稼ぐことは可能なのだ。

実際に私がやったのはWebライティング。
インタネットで見る記事の文章作成の仕事だ。

そのような仕事を受け持つには、必ずクライアントから仕事を受注しなければならない。
その際にクライアント側が、信頼できるライターなのか判断する時の判断基準になるのが「影響力」だ。

仕事を依頼するライターがどのような実績を持っていて、どのようなメディアで発信しているのか、どのぐらい有名なのかなどが判断されるのだ。

これまでの影響力は、個人ではなく企業名がその役割を果たしていた。Googleやトヨタなど、個人ではなくどこに所属しているかがわかりやすかったのだ。

しかし、個人で働くことができるようになった今、大企業に依頼するよりも、個人に依頼した方が、早く安く仕事を進めることができるなどメリットも多くなってきているのだ。

個人の仕事と影響力は切っても切り離せない存在なのである。

②自分の強みの明確化

影響力をつけるに当たって、自分の強みを明確化させることは必要不可欠だ。

なぜなら、影響力を身につけるためには発信活動を行わなければならない。

「自分はこんな人間だ」

「自分はこんな魅力的なことをしている」

など、誰かに自分の意見を伝えなければ影響力を身につけることはできないからだ。

しかし、意見を言うだけなら誰でもできる。

ここで大事なのは、あなたからしか受け取ることができない情報の発信だ。

  • 誰よりも分かりやすくテニスの知識を提供する
  • どんな本よりも詳しく車の知識を提供する
  • 誰もやったことのない試みをリアルタイムで提供する

自分が発信していく活動が、他人と比べた時にどのような点で優っているのか。
それを考えるためには自分の強みを再認識することが重要である。

自分の強みは発信する情報の強み。

③ターゲットの明確化

なんとなくこんな人に伝えたいと言った曖昧なターゲット設定だは受け手の心には響かない。

大事なのはいかに「自分のためにある情報だ」と思わせられるかどうかだある。

この際に「ターガットの範囲が狭まってしまうのではないか」と言う心配があるが、そんなことはない。

④お金に対する再定義

自分の提供するものには自分で価値をつけなければならない。

この時に、自信が持てないという理由から対価とする金額を低く見積もってしまいがちになるのは注意しなければならない。

⑤影響力のゴールは誰かのメンター

影響力を身につけていくと、自然と誰かのメンターになる。
もし誰かに相談を受けるようになっていたら十分な影響力を身につけてきたのではないだろうか。

⑥本を書こう

最終的に本を書くということがゴールのようだ。

正直にとって本を書くなんてことはかなりハードルが高いようにこ思える。

しかし、本を書くことは意外と難しくはないこと、本を書くことのメリットは数多いことがわかっている

正直な感想

パッケージの魅力、売り上げなどを見て若干のジャケ買いをしてしまったこの本だが、正直な感想はうーん…

1番違和感に感じたことが、ターゲットが「これから影響力を身につけていきたいと考えている人」であるにも関わらず、最終的に本を出すなんて言われても飛躍しすぎているような気がしたからだ。

まぁ筆者の自叙伝として楽しむのであれば、体験談も多くかから得ているため面白かったのだが、影響力に関するノウハウなどはネットで検索した方が、再現性の高いより具体的な記事を読むことができるだろう。

例えば現在会社員をやっている人が本書を読んだところで、自分の名前をブランドにすることができるかと言われると、具体的にどうすればいいのかは全くわからないだろう。

せめて、「まず〇〇をしよう」と言った具合の提案は欲しいですよね。

この本にタイトルをつけるなら

影響力とは?〜私の名前がブランドになった6つ理由〜

とかですかね?

この本を読んでも確実に自分をブランドにすることはできません。

しかし、1人の男がブランドを作って言った過程をすることはできるのでこういう名前の方がいいと思います。
売れないと思いますが